[運用例 ③] ゆうひおにぎり店
「nyoibox(如意箱)」の運用例をご紹介します。
色々な用途で利用されることを想定しているツールですので、業務プロセスを見直すと同時に、会社の変化のスピードに耐えうるフレキシブルな運用することができます。
ゆうひおにぎり店は、お米屋さんの新規事業として5年前に始まった、おむすび屋さんで、現在4店舗を展開しています。
実験的にスタートしたお店なので、専用のシステムなどはなく、各店舗にパソコンはありますが、必要な情報は電話かメールを使って共有しているだけです。出店形態も、ショッピングモール内や駅ビルなど統一されておらず、POSレジもある場合と、モールの共通レジを使う場合とがあり、各店の販売状況もメールで本社に報告があり、それを取りまとめてエクセルを使って集計しています。
1店舗、2店舗くらいまでは大した作業量ではなかったので、マネージャーが集計すれば良かったのですが、3店舗、4店舗と増えてきたことで、作業量、作業時間が増えてきました。特に、毎日手間がかかっていたのが、商品廃棄のデータ集計です。閉店間際に商品が並んでいないと売上が伸びませんし、たくさん並べると廃棄ロスが大きくなってしまいます。なるべく廃棄ロスを少なくするために、データを分析して、お米の炊飯量や握るアイテムをどうするかを常に見直しをしていたのです。
1店舗ごとには大した情報量ではなくても、4店舗まとまると結構な量で、おまけに閉店時間がそれぞれ違って、送れられてくるタイミングも区々でした。
実験的に始めた新規事業が4店舗まで広がったとはいえ、未だ4店舗であり、専用のシステムを構築するほどの予算もありません・・・。
そこで「nyoibox(如意箱)」
そこで、ノンプログラミングで自由にデータベースを作れるクラウドサービスである「nyoibox(如意箱)」を導入して、各店舗からの情報を一元化し、自動集計できる仕組みを作りました。
おむすびメニューのマスターBOXを作り、商品名と販売単価、製造原価などをマスター化し、廃棄伝票を入力できるようにしました。
これにより、商品名を選択して、廃棄数量を入れるだけで、売価換算、原価換算の廃棄額がパッと分かるようになり、それが各店から入力されれば、自動的に全店の合計、店別などの集計表が出来上がりました。
また、それまで各店舗で個別に発注していた具材や包装資材などの在庫量も「nyoibox(如意箱)」で一元管理し、本社からまとめて発注することで、発注の手間や業者への注文FAX・電話などが減り、在庫の店舗間移動もスムースになって、無駄な在庫が店舗に滞留しなくなりました。
「nyoibox(如意箱)」は各店舗ごとに1IDを割り振り、それにマネージャー用の全部で5IDで利用しています。月額わずか2400円で、これまでかかっていた集計作業時間が削減され、発注や店舗間の在庫調整のための電話やFAXにかかっていた費用も大幅に削減されました。
ここがポイント
時間コスト、通信コストの大幅削減
各店舗から送られてくるエクセルを開き、コピー&ペーストして集計し、一覧表にする。もちろんやればできることですが、時間がかかり、時間は即コストです。
携帯電話を皆が持つようになり、連絡も簡単にできます。FAXで流すのも簡単ですが、タダではありません。4店舗がそれぞれ電話したりFAXしたりしていたコストは100円、200円では済まないでしょう。
それが、「nyoibox(如意箱)」を5ID利用して、月額わずか2400円で解消したのです。パート店員の時給に換算して、3時間もしくは2.5時間程度のコストです。閉店後に各店舗でかかっていた集計時間も短縮されましたが、実際には、一番時間コストの高い、正社員のマネージャーの時間をかなり使っていましたので、時間コスト的にはもっと大きかったはずですが、今では空いた時間で、新しいメニューの開発や店舗の改善などに注力できています。
運用例一覧
「nyoibox(如意箱)」の運用例をご紹介
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特長
機能
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