[運用例 ④] アサヒ出版
「nyoibox(如意箱)」の運用例をご紹介します。
色々な用途で利用されることを想定しているツールですので、業務プロセスを見直すと同時に、会社の変化のスピードに耐えうるフレキシブルな運用することができます。
アサヒ出版は、従業員数40名の中堅の出版社です。営業マンが全国の書店を飛び回り、本の注文をとり、売り場の提案をしています。
書店からの注文はFAXで入ることが多く、営業マンが書店を回る際にも、紙の注文書に手書きで書き込んで発注の印鑑をもらいます。
これが全国の営業マンから集まり、書籍ごとに、どの書店のどの店からどれだけの注文が入っているかを表にして、再度営業マンにフィードバックします。
そして、また営業マンは、この情報を元にして、書店への提案を行っていました。しかし、集計する手間もかかりますし、何しろ集計データが出てくるのが遅いので、タイムリーな提案につなげられませんでした。
FAXや紙への押印をゼロにすることはできないが、せめて集計の手間だけでも減らせないか・・・・決してスタッフも多くない中堅出版社だからこその悩みがありました。
そこで「nyoibox(如意箱)」
そこで、出張の多い営業マンにタブレットを持たせ、ローコスト・クラウド・データベースである「nyoibox(如意箱)」を導入し、書籍管理データベースと注文管理データベース、書店データベースを作成しました。
自社が出版する書籍は、書名、著者名、本体価格、判型、ISBNコード、表紙カバー画像などのデータを入れて、データベース化しました。
書店のデータは元々ありましたので、エクセルの表を取り込んで簡単に作成しました。
注文書の書式に、書籍データベースから書籍を選択し、書店データをセットして、数量を書き込めば、注文処理は完了です。
それが同時に本社のスタッフに共有され、発送、納品作業がスムーズに行われるようになり、何より、タイムリーの全国からの発注状況がつかめるようになりました。
出張中でもタブレットで簡単に集計データを見ることが出来、書店での営業中にも、他店からの発注状況なども話せるようになり、営業上もプラスになりました。
また、編集部では、「nyoibox(如意箱)」を使って、著者データベースを作成しました。著者の住所や電話番号などは元より、印税の振込先や出版条件など、担当が変わっても困らないように一元管理し、さらに打ち合わせなどでのちょっとしたメモ書きを履歴として残せるようにしました。
ここがポイント
タイムリーなデータ集計が営業の武器に
それまで、どうしても集計に時間がかかっていた情報が、距離の壁を越えて、瞬時に可能になったため、その情報を元にして、さらに営業のネタとして使えるという善循環が生まれました。
特に、「nyoibox(如意箱)」がクラウドサービスで、タブレットにも対応していたために、立ったままで営業することも多い書店営業の武器になりました。タブレット片手に、実際のデータをお見せしたり、書籍のカバーデザインなども見せられることで、売り場の展開イメージも湧き、発注につながることも多いようです。
パネルや色紙で上手に売り場を作ってくれている書店では、その場で写真を添付し、すぐに全社で共有も可能に。この画像もタブレットで書店の担当者に見せることが出来て、売り場づくりの参考にしていただくこともできました。まさに情報が武器になるIT活用が出来たのです。
運用例一覧
「nyoibox(如意箱)」の運用例をご紹介
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特長
機能
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